「歯切れよく、ぐっと引きこまれ、わかりやすい。ブライアン・フェイガンは、 明快でしっかりとしたメッセージを一般読者に届けることができる、 現代考古学界きっての著者だ。この本もまた例外ではない」
————ジェレミー・A・サブロフ(米国サンタフェ研究所・前所長/『人類学博士』著者)
人類学や地質学と連係しつつ発展してきた、グローバルで時空をこえた知的探求のあゆみ
一瞬にして火山灰に埋もれたポンペイの町はどのように発見され、発掘されたか。
氷河時代の洞窟内に描かれた壁画の作者は?
密林の奥にたたずむ古代遺跡、世界各地に現存する巨石モニュメントの謎など、コンパクトな40章で、考古学が誕生した18世紀から衛星画像や遠隔探査の技術が進歩した現代まで、世界先史学の権威がテンポよく案内する、地球規模の考古学の発展史。
若い読者のための考古学史 (単行本)
著者 | ブライアン・フェイガン 著 広瀬恭子 訳 |
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ジャンル | 人文 > 歴史 |
出版年月日 | 2019年02月15日刊 |
ISBN | 9784799107881 |
判型・ページ数 | A5変・384ページ |
定価 | 3,520円(本体価格+税) |
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フォーマット | 価格 |
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単行本 | 定価3,520円(本体価格+税) |
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1/「うしろ向きの好奇心」 2/ロバとファラオ 3/古代エジプトを読み解く 4/ニネヴェを発掘する 5/粘土板とトンネル掘り 6/あばかれたマヤ 7/斧とゾウ 8/大きな転換点 9/三つの時代 10/凍てつく石器時代の狩人たち 11/時をこえて 12/土塁の建設者たちの神話 13/「未知の世界への一歩」 14/牛だよ!牛! 15/ホメーロスの英雄たちを探して 16/「体系化された常識」 17/ぱっとしない小さなもの 18/ミノタウロスの宮殿 19/「男の仕事」じゃない 20/日干しれんがと洪水 21/「すばらしいもの」 22/首長の大御殿 23/東と西 24/貝塚、プエブロ、年輪 25/火を吐く巨人 26/川の曲がり目で 27/年代を測定する 28/生態学と世界先史学 29/「かわいい坊や!」 30/最初の農耕民 31/皇帝を護る 32/水中考古学 33/入植者との出会い 34/アイスマンと有名無名の人々 35/モチェの神官戦士 36/宇宙へのトンネル 37/チャタルホユック 38/景観のなかで 39/見えないものに光を 40/考古学の現在と未来
訳者あとがき/索引
訳者あとがき/索引