80年前、「金融緩和策」「円安・株高策」「拡大財政策」によって、デフレ脱却をなし遂げた高橋是清。是清の行ったこれらの政策が、アベノミクスのモデルになっているとされる。
しかし、是清の政策は「出口戦略」に失敗し、結果的に財政規律が失われてしまった。当時の日本の金融・財政を知り尽くしていたはずの彼は、なぜ失敗したのか。アベノミクスにも高橋財政と同様に、悲劇的な結末を迎える危険性が……。元祖リフレ派・高橋是清が残した警告とは? 過去の事例からアベノミクスに隠された「罠」を読み解く。
聞け! 是清の警告 アベノミクスが学ぶべき「出口」の教訓 (単行本)
第1章 アベノミクスと高橋財政、共通する時代背景
第2章 高橋財政の成功と挫折
第3章 高橋財政はアベノミクスでも通用するのか
第4章 高橋財政からアベノミクスが学ぶべき教訓
第2章 高橋財政の成功と挫折
第3章 高橋財政はアベノミクスでも通用するのか
第4章 高橋財政からアベノミクスが学ぶべき教訓