ビジネスプランの発表やコンペでのプレゼン、商談、採用面接、etc……。人前で簡潔に話し、目的を達するためのプレゼンテーションは、短く簡潔に伝えるだけでは不十分。聞き手に分かる言葉を使い、根拠を明確にして内容を伝え、聞き手にとってメリットを感じたときに、魅力的なプレゼンとなります。そうすれば聞き手に自分の望んだアクションを取らせることもできます。GE、Master Card、Wal-Mart、IBM、Merrill Lynch、Unilever、Cisco Systemsなど、米国トップ企業で指導したコミュニケーション・コンサルタントが教える、聞き手を動かすビジネスプレゼンのテクニック。
勝てるビジネスプレゼンを身につける!
こんなことを言われた経験はありませんか?
「君の話は長いんだよ。結局何が言いたいんだ!」
「この間の件、手短に要点だけ報告してくれる?」
「この商品のどこがいいのかさっぱり分からない。何がオススメなの?」
そこでプレゼンテーションに関する本を読んではみたけれど、あまり効果が出ない……。その主原因は、
◆ 話の基本構造が、相手の印象に残りやすいフォーマットになっていない。
◆ 簡潔に要約することばかりに主眼があり、話を聞くメリットが聞き手に感じられない。
◆ スライドのつくり方や話し方など、表面的な部分だけの技法しか解説していない。
ということにあります。本書はプレゼンの本場アメリカにおいて、トップ企業でビジネスコミュニケーションを教えている著者による、「30秒でも聞き手の心をつかむプレゼンができる技術」を教えます。本書のウリは次の3点です。
(1) どんな尺にも対応できる、聞き手の印象に残りやすいプレゼンのフォーマットが分かる。
(2) 話を聞くことにメリットを感じ、相手にこちらが望むアクションを起こさせることをゴールにしている。
(3) 相手に合わせた態度や表現法を具体的に示し、聞き手が納得できるプレゼンを組み立てられる。
ただ簡潔にまとめる方法だけではなく「聞き手にとって魅力的」で「具体的にアクションを起こさせる」ことを目的にしている点で、これまでの著者による本と決定的に違います。
スティーブ・ジョブスのプレゼン技法を学んでもジョブスにはなれません。でも、本書でビジネスプレゼンテーションの基礎をしっかり身につければ、あなたの話を聞きたいと思う人が増え、あなたが望む行動を取ってくれるようになるでしょう。
ぜひ、本書を買ってトレーニングしてみてください。
あなたの評価は確実に変わるはずです!
(担当編集者:吉田より)
ケビン・キャロル
広告業界で17年間キャリアを積んだ後、1996年にスピーチコンサルティング及びトレーニング会社を設立。IBM、メリルリンチ、ユニリーバ、シスコシステムズなどを顧客に持つ。フォーダム大学MBA取得。米国NSA(National Speakers Association) コネチカット支部の支部長を務めた経験もあり。
ボブ・エリオット
ファイザー、シグナ、ウェスティングハウスなどの大企業でキャリアをスタートするが、企業の姿を外から見ることに興味を持ち、82年にコミュニケーション・コンサルタントに転身する。GE、マスターカード、ウォルマートなど、米国のトップ企業を顧客に持つ。シンディ・クロフォード、ジミー・コナーズを指導した経験もある。