Chapter1 文学とは何か/Chapter2 すてきなはじまり――神話/Chapter3 国民のために書く――叙事詩/Chapter4 人間であること――悲劇/Chapter5 イングランドの話――チョーサー/Chapter6 街頭演劇――ミステリー劇/Chapter7 詩聖――シェイクスピア/Chapter8 本のなかの本――欽定訳聖書/Chapter9 縛られぬ心――形而上詩人/Chapter10 国民の興隆――ミルトンとスペンサー/Chapter11 文学は誰の「もの」?――印刷・出版・著作権/Chapter12 フィクションの家/Chapter13 旅人の法螺話――デフォー、スウィフト、小説の興隆/Chapter14 読み方――ジョンソン博士/Chapter15 ロマン派の革命家たち/Chapter16 研ぎ澄まされた精神――オースティン/Chapter17 あなたの本――変貌する読者層/Chapter18 巨人――ディケンズ/Chapter19 人生文学――ブロンテ姉妹/Chapter20 毛布の下で――児童文学/Chapter21 デカダンスの華――ワイルド、ボードレール、プルースト、ホイットマン/Chapter22 桂冠詩人――テニソン/Chapter23 新しい土地――アメリカとアメリカの声/Chapter24 偉大なる悲観論者――ハーディ/Chapter25 危険な本――文学と検閲官/Chapter26 帝国――キプリング、コンラッド、フォースター/Chapter27 不運な国歌――戦争詩人/Chapter28 すべてに挑戦した年――1922年とモダニストたち/Chapter29 彼女自身の文学――ウルフ/Chapter30 すばらしき新世界――ユートピアとディストピア/Chapter31 仕掛けの箱――複雑な語りる/Chapter32 ページを離れて――文学と映画、テレビ、舞台/Chapter33 不条理な人生――カフカ、カミュ、ベケット、ピンター/Chapter34 壊れた詩――ローウェル、プラス、ラーキン、ヒューズ/Chapter35 色とりどりの文化――文学と人種/Chapter36 マジック・リアリズム――ボルヘス、グラス、ラシュディ、マルケス/Chapter37 文学の共和国――境界のない文学/Chapter38 罪悪感のある快楽――ベストセラーと金儲けの本/Chapter39 誰が一番?――賞、採点、読者グループ/Chapter40 文学とあなたの人生――そしてその向こう
いつの時代も物語が、私たちを取り囲む世界を明らかにしてきた
なぜ私たちはここにいて、どう生きればいいのか。あらゆる文学が、作家が見出した真実を答えとして提示する。ホメロス、チョーサー、シェイクスピア、ディケンズ、オースティン、エリオット、オーウェル、カフカ、村上春樹、J・K・ローリング——。本書では、社会に衝撃を与え、商業的に成功し、後世の書棚に残った魅力的な作品を、たっぷりの情報とともに面白く語り尽くす。