科研費申請は、専門外の審査委員に採点されることも多いため、わかりやすく分野外に伝える力が求められる。つまり、専門分野に向けて論文等を書いてきた頭を、申請書モードに切り替える必要がある。真面目な研究者ほどその切り替えが難しいことがあり、本書はそのような方のためものである。制作にあたっては、著者本人の申請経験だけではなく、数多くの審査委員経験者、採択経験者の声を反映している。
「真面目に研究しているのに科研費は一向に通らない」
「周りには聞ける人も、申請書を見せてくれる人もいない」
「どの程度のテンションで自信を訴えればいいのか」
などの疑問に、申請書の実例を豊富に示しながら答えていく。冒頭の概要文のインパクトの出し方、文章以上に伝えることができる図版の描き方、申請者の研究体制の盤石さの示し方などを伝え、「勝てる申請書」がどのようなものなのかを具体的に伝える。
「真面目に研究しているのに科研費は一向に通らない」
「周りには聞ける人も、申請書を見せてくれる人もいない」
「どの程度のテンションで自信を訴えればいいのか」
などの疑問に、申請書の実例を豊富に示しながら答えていく。冒頭の概要文のインパクトの出し方、文章以上に伝えることができる図版の描き方、申請者の研究体制の盤石さの示し方などを伝え、「勝てる申請書」がどのようなものなのかを具体的に伝える。