ビジネス現場でのプレイヤー(平社員)からマネージャー(上司)になると、求められる仕事の内容が大きく変わります。がむしゃらに目の前の仕事をこなすのではなく、部下の力も上手に使ってチームで成果を出すことが求められるようになります。まさに「マネジメント」です。 しかし、ほとんどのリーダーやマネージャーは、プレイヤーとしての能力はあっても、マネジメントの仕事は初めてで、うまく転換できないことが少なくありません。結果、自分で仕事を抱え込み、「なんで、私の部下はこれくらいのこともできないんだ?」と不満をためることがよくあります。 そうした悪循環に陥るのを防ぎ、本来のマネジメントの仕事をするのに役立つスキルが「コーチング」です。ますます職場でのコミュニケーションスキルが重視されている現在、もはやコーチングスキルは上司やリーダーにとって不可欠と言っても過言ではありません。 プロのコーチであり、複数の会社を経営するなかで多数の部下とも日常的にコーチングを行っている著者が、現在のビジネスシーンでリーダー、マネジメントの任にある人が知っておかねばならない「マネジメントコーチング」のノウハウをイチから解説します。
リーダーのためのコーチングがイチからわかる本 (単行本)
部下を持ったら身につけたい!
1章 「自分でやったほうが早い病」にならないために
2章 「聞く」にはコツがある
3章 30分で信頼関係を築く
4章 「質問」を極める
5章 目的を持って質問をつくる
6章 アカウンタビリティの高い組織をつくる
7章 「フィードバック」を極める
8章 コーチングのプロセスを知る
巻末付録 PCCマーカー
2章 「聞く」にはコツがある
3章 30分で信頼関係を築く
4章 「質問」を極める
5章 目的を持って質問をつくる
6章 アカウンタビリティの高い組織をつくる
7章 「フィードバック」を極める
8章 コーチングのプロセスを知る
巻末付録 PCCマーカー